大学院生としての入局もしくは医局の関連施設で病理専攻医として入局することが可能です。
当教室の強みは関連病院が多いこと、スタッフが多いこと、幅広い分野の専門家が揃っていることです。
関連病院が多いため、様々な病院で勤務し、様々な分野の標本を見ることができます。
そのため偏りのない病理診断能力の向上が可能です。
また当教室では院内だけでなく一部関連病院の病理解剖も行っており、全国的に病理解剖数が減少している中でも、専門医試験までに十分数の病理解剖経験を積むことができます。スタッフが多いという利点を生かして、病理解剖も病理診断も一から丁寧にマンツーマンでの指導を行います。
研究についてですが、融合遺伝子や遺伝子変異のPCR, FISH, サロゲートの免疫染色、NGSといった共通性の高い手法でいろいろな分野の診断、研究を発展していきたいと思っています。興味のある研究領域があれば、相談の上、希望に沿って進めていくことができます。
また学部学生の場合には、岡山大学でH22年度より開始することになった『ARTプログラム』を利用できます。この『ARTプログラム』を利用することで、学部学生中や卒後臨床研修を行いながら大学院を同時進行し、大学院の早期終了が可能です。
病理は各臨床科と切り離せないものであり、病理の観点から学ぶことで各々の専門疾患をより深めることができるため、臨床医を考えている/現在臨床をされている先生方にも病理は有用となります。病理で博士課程を取得し、各臨床科へ進む/戻ることも可能です。
岡山は晴れの国とも呼ばれており、気候の良い住みやすい土地です。中四国を結ぶ交通の中心地でもあり、大学病院はこの中心となる岡山駅から車で5分の所にあります。程よい都会で買い物にも困らず、人が多すぎて困ることもありません。学問環境・生活環境の整っている岡山にぜひいらしてください!
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