研修プランについて


岡山大学病理専門研修プログラムに沿って、病理専攻医として病理研修を行います。

岡山大学病院病理診断科の他、関連施設においても研修が可能です。

大学院入学は必須ではなく、個人の希望に応じて、大学院博士課程で研究を平行して行うことが可能です。

 

(図をダウンロードできます)  

 病理専門医となるためには、死体解剖資格(解剖20例以上)を取得し、病理研修歴3年以上、病理解剖24例、病理診断5,000例、論文又は学会発表3編以上などの基準を満たした上で、認定試験を受ける必要があります。

 

できる限り最短で専門医が取得できるよう研修を行っています。 


資格取得について

 Bコースでの標準的なキャリア形成は以下のようになっています。


Aコース( 研究専攻コース)の一例

 

専門研修内容

●1年目

岡山大学病院の病理解剖当番に入り、解剖の手技を習得する。

大学院講座、岡山大学病院病理診断科で手術材料の切り出し方、組織診断を学ぶ。

大学院での研究を始める。

 

研修施設:大学院講座、岡山大学病院病理部

指導医:専門医の資格を有する教員、医員

指導方法:マンツーマンによる指導

 

●2年目

岡山大学病院、関連病院の病理解剖当番に入り執刀する。

大学院講座、岡山大学病院病理部、関連病院で組織診断を行う。

病理解剖症例についてCPCを担当する。

研究会、学会などで症例発表を行う。

大学院での研究を引き続き行う。

 

研修施設:大学院講座、岡山大学病院病理部、福山市民病院、香川労災病院、香川県立中央病院、岩国医療センターなど

指導医:専門医の資格を有する教員、医員

指導方法:マンツーマンによる指導

 

●3,4年目

死体解剖資格を得た後、学外の病理解剖を執刀する。

指導医のいる関連病院で組織診断を担当する。

大学院での研究をまとめる。

特定分野の診断を深く研修することもできる。

 

研修施設:大学院講座、岡山大学病院病理部、福山市民病院、香川労災病院、香川県立中央病院、岩国医療センターなど

指導医:各施設の専門医

指導方法:マンツーマンによる指導